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世界のトッププレーヤーが集うシグニチャーイベント「トゥルーイスト選手権」。その舞台で、松山英樹にとっては苦しい4日間となりました。
大会を通してショットやパッティングの調整を続けながらも、なかなか噛み合わず、最終的には通算11オーバー。本人も「いろいろ試した」と語るように、試行錯誤を繰り返しながらのラウンドが続きました。
しかし、その中でも松山らしい“世界レベルの一打”は随所に見られました。
最終日の7番パー5では、フェアウェイから214ヤード先のピンを果敢に狙うスーパーショットを披露。池越えの難しいセカンドをピンそばにつけ、観客を沸かせました。
惜しくもイーグルパットはカップに嫌われましたが、「攻める姿勢」は最後まで失われていませんでした。
一方で、終盤17番・18番では池やクリークにつかまり連続ダブルボギー。ショットの感触が良い場面がありながらも、それを4日間継続できなかったことが今回の課題となりました。
トッププロでも、常に完璧な状態を維持することはできません。
特にツアーを転戦する中では、スイングの微調整、クラブセッティング、パッティングのフィーリングなど、細かなズレが結果を大きく左右します。
それでも松山は、「気持ちを切り替えて、やることも変えて調整したい」と前を向いています。
長年世界の第一線で戦い続ける選手だからこそ、“悪い状態をどう立て直すか”を熟知しているはずです。
次戦はいよいよ今季メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」。
松山にとって14年連続14回目となる大舞台です。
苦しい結果の直後だからこそ、逆に大きな修正やきっかけが生まれることもあります。実際、多くのトップ選手が不調を乗り越え、メジャーで一気に復調してきました。
今回の試行錯誤が、次週のビッグパフォーマンスにつながるのか――。
世界最高峰の舞台で見せる松山英樹の巻き返しに期待が高まります。