〜何が自分に合ってる!? シャフト特集〜

<シャフトの重要性>

ゴルフクラブは大きく3つの要素から構成されています。その3つとはヘッド、シャフト、グリップです。多くの人はヘッドが一番大事と考えておりますが、実はシャフトの方がヘッドより重要な役割を果たしております。

その理由として、シャフトがスイングに直接的に影響を与えるものだからです。ヘッドがボールに影響を与えるものと考えるならば、シャフトはスイングを決める最大の要因となり得ます。そのため、シャフトの硬さ、長さ、重さが変わってくれば、それにより自ずとスイングも変化するのです。その結果、ボールの飛距離や弾道に大きな影響が出てくるというメカニズムとなっています。

「クラブヘッドをボールに当てるように導く」のがシャフトの役割ではありますが、それだけの役割だと不十分と言えます。「どれだけヘッドをボールに対して平行に当てられるか」「どれだけヘッドのスピードを上げられるか」この2点が満たされなければ、シャフトの役割を十分に果たしているとは言えないのです。

 

<シャフトの機能>

上記で挙げた2点、どれだけヘッドをボールに対して平行に当てられるか」「どれだけヘッドのスピードを上げられるか」を満足させるには、シャフトの硬さ、重さ、長さが個々に合っているシャフトを選ぶ事が重要です。自分に合ったシャフトを使うことで、個々の最大限の力を発揮することに繋がります。

ここからは、シャフトを選ぶ際に気をつけなければならない機能についてご紹介していきたいと思います。

 

★フレックス

フレックスとは、シャフトの硬さを表した指数で、ヘッドスピードまたは振りの速さに応じた硬さが設定されています。硬い方から  X「Extra Stiff]  S「Stiff」  R「Regular]  A「Average]  L「Ladise」等で表示されていることが多く、フレックス(シャフトのしなり)はクラブフェースのスイートスポットにボールを正確に当てるために非常に重要な役割を担っています。

簡単な例で言うと、スイングが速い人には、柔らかいシャフトだとショットが安定しないため、硬いものに替えていく必要があります。逆に、スイングスピードが遅いうちは、柔らかいシャフトの方が飛距離は出る傾向があります。

 

★固有振動数

シャフトの硬さを表す指標がフレックスということがわかりましたが、この硬さを表すフレックスにはいくつか注意しなければならない点があります。それは、フレックスには、しっかりとした硬さの基準があるわけではないことです。メーカーやシャフトによって同じSでも硬さが違ったり、あるシャフトのSが他のシャフトのRより柔らかいということもあります。また、US仕様のシャフトは日本仕様に比べて1フレックスほど硬い傾向があります。こういったシャフトの硬さを見分けるために使われる指標が固有振動数です。

固有振動数とは、グリップを固定した状態でヘッドを振動させ1分間の振動回数を測定したものになります。シャフトが硬いほど速く振動するので振動数は大きくなり、シャフトが軟らかいほどゆっくり振動するので振動数は小さくなります。振動数はCPMという単位で表され、数が大きくなればなるほど、そのシャフトは硬いということになります。例えば、振動数260cpmと270cpmでは、270cpmの方が硬いということになります。 

一般的なシャフトスペックと振動数の比較です。

45インチのドライバー基準の振動数

一般市販のスペック

220cpm以下

L

230cpm~240cpm

A

240cpm~250cpm

R

250cpm~260cpm

SR

260cpm~270cpm

S

270cpm以上

X

 

★キックポイント

 シャフトのしなりの頂点のことをキックポイントと呼びます。ボールの弾道、打ち出し角度に大きく影響するのがキックポイントです。先調子、中調子、元調子の3つに分類することができ、キックポイントの違いは1cm程度ととても小さいです。

手元調子は打ち出し角度が低く、フィーリングを重視する、プロ、上級者に好んで使われます。逆に、先調子は打ち出し角度が高く、比較的容易に高い弾道が打てるため、ボールの上がらないゴルファー向きになります。中調子のシャフトはしなりを感じやすく、シャフト全体でしなりを起こすので、スイングが比較的ゆっくりでき、中弾道の球を打ちやすくなります。

 

★トルク

トルクはシャフトのねじれ度合いを示す数値です。この数字が大きいほど、よくねじれるシャフトという意味になります。シャフトのしなりが縦の動きであれば、トルクはシャフトの回転軸の横のしなりと考えられます。

トルクは、車のハンドルで言う"遊び"のようなものなので、トルクが大きいほど、手の動きに対してヘッドの動きが鈍感になります。そのため、大きなトルクだと、自分が余計な動きをしてもヘッドがちゃんと元の位置にもどってきてくれるというメリットがあります。

それに対して、低トルクのシャフトは、手の動きに対してヘッドの動きが敏感です。ヘッドの動きを自分で操作しやすいので、球筋を打ち分けたい上級者向けとも言えます。

アベレージゴルファーであれば、ある程度トルクがあったほうが球のつかまりが良く、安定して飛ばすことができます。ただし、ヘッドスピードの速いゴルファーが高トルクのシャフトを使うと、ヘッドが戻りきらずに球が右に飛んでしまう場合があるので注意してください。

ゴルファーのタイプによって適正トルクは異なりますが、平均的なヘッドスピード42m/sのゴルファーの場合、球を曲げたくない人はトルク3.5以下のシャフト。球をつかまえて飛ばしたいなら、トルク3.5以上のものを選ぶといいでしょう。

 

<アメリカと日本のシャフトの違い>

US仕様と日本仕様のシャフトの大きな違いはフレックスの部分です。これらを比べると表示スペック自体が異なっていることが多く、US仕様のRフレックスと日本仕様のSフレックスが同程度の硬さというのが定説となっています。つまり日本で普段Sシャフトを使っている人でも、US仕様のSだと硬すぎてしなりが全く感じられない可能性があるのです。

フレックスについては注意が必要ですが、重量などのスペックはメーカーの商品説明に記載されている場合が多いので、現在使っているシャフトと比較する事ができると思います。

アメリカの方がカスタムできるシャフトの種類が格段に多く、安価な場合も多いので、いろんなシャフトを選択肢に入れながら自分に合うものを選んでもらいたいと思います。

 

[人気シャフトブランド紹介]

★Aldila アルディラ

 

 

アルディラは、1972 年にカーボン成型物の研究・開発会社として創業しました。プリプレグ(カーボンシート)からの生産が可能なカーボンゴルフシャフトメーカーとして、米国内では抜群の知名度を誇っています。マスターピースブランド「NV」を発売以来、2003 年にメジャーで勝利をあげるなどツアーでの実績を積み、高性能ブランドシャフトのパイオニアとしての地位を確立しています。

・当店ピックアップシャフト

Aldila Rogue Silver/Black

 
基本的にはシャフトの中間がしなるクセのないモデルですが、しなり戻りにスピード感があるのが特徴です。大型ヘッドでもヘッドスピードを上げて振っていけるフィーリングを持つことができるので、ゴルファーやヘッドを選びません。とてもフトコロの深いシャフトです。

★Fujikura フジクラ

 
シャフト製造において、今では当たり前のように使われている「3軸」、「4軸」などの織物ですが、他に先駆けて研究をスタートし、製造し初めたのがフジクラです。当初、 製品化が難しく見向きもされなかった3軸織物の“しなり戻り”の特性をどこよりも速く注目し、3軸織物の高い復元力を“しなり戻りのスピード感”に変換して完成させてのが「スピーダー」に代表される“フジクラの走るシャフト”です。

・当店ピックアップシャフト

Ventus Blue

 

ベンタスブルーはツアープロ仕様の叩けてブレない中元調子のシャフトです。シャフト自体がブレにくく、オフセンター時のヘッドのねじれを抑制、優れたボールコントロール性能を実現します。左へのミスが気になる方にはおすすめで、思い切って振っていけるシャフトになっています。

★Graphite Design グラファイト デザイン

 

 
グラファイトデザインは 1989年に設立された埼玉に本社がある日本のメーカーです。 世界のトッププロが使うシャフトもアマチュア向けに市販される商品も、まったく同じ工程で同じようにつくっています。これは、「ツアープロが使うシャフトは、アマチュアにとっても武器になる」という哲学によるものです。

・当店ピックアップシャフト

Tour AD DI

 
しなりを重視し、インパクト時のブレを極限まで抑えコントロール性を備えたシャフトです。スイング中シャフト全体のしなりが持続することによりインパクトでボールを押すイメージを出し、更なるコントロール性をアップさせます。

★Mitsubishi Chemical 三菱ケミカル

 

 

三菱ケミカルのシャフトは、各ゴルフメーカーの純正シャフト製造から、世界のゴルファーがシャフトに求める、飛距離性能、方向性、フィーリングの全てを、高いクオリティーで実現しているシャフトメーカーです。2017年4月より、連結子会社である三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの3社を統合し「三菱ケミカル株式会社」に社名変更されました。

 

・当店ピックアップシャフト

Tensei CK Blue/White/Orange

 
シャフト全体に「高弾性プレミアム40トンプリプレグシート」を取り入れ、安定したしなりで軌道を安定させることによって、スイングスピードをアップしてくれるシャフトです。そのため、 力がある人が振っても打球が左右に散らばらない、安定感のあるシャフトという特徴となっています。その高い安定性とフィーリングの良さから現在PGAツアーを含めた海外でもトップ選手達から信頼を勝ち得た人気で高性能なシャフトの1つです。

★Project X プロジェクトX

 
プロジェクトXはPGAツアーなど欧米の選手に非常に人気のあるモデルで、基本的にはハードヒッター向けのシャフトという位置づけです。アイアン用のスチールシャフトの名器として名高いプロジェクトXですが、近年はウッド用のグラファイトシャフトの人気も高まっています。

・当店ピックアップシャフト

HZRDUS Smoke Black

 
従来のプロジェクトXグラファイトシャフトを超える進化を遂げたハザーダス・ブラックは、ハードヒッター向けのつくりで、コントロール性を維持しながら飛距離性能を高めています。また、ティップ部分とバット部分を硬めに設計しているため、低スピン化も実現しました。

★UST Mamiya UST マミヤ

 
ぶっ飛びで人気のシャフトブランド「USTマミヤ」。近年では国内外のツアーで、多くの勝利実績を挙げています。 プロもアマチュアも、全てのゴルファーがシャフトに要求している「自分のポテンシャルを最大限に引き出してくれる」・「ヘッド本来の特性を導き出してくれる」という点を突き詰めたのがUSTマミヤのシャフトになります。

・当店ピックアップシャフト

Recoil ES 760/780

 
USTマミヤと言えば、ATTASシャフトが有名ですが、実はRecoilシャフトも評判がいいシャフトの1つです。 ATTASアイアンは、カーボンシャフトらしい挙動ですが、このRecoilは、スチールシャフトのような挙動になっています。特徴はカーボンシャフトなのに、あまり曲がらなく、狙った方向にまっすぐ飛ぶことです。

★KBS KBSシャフト

 
KBSシャフトは、PGAツアーからのフィードバックをもとに、進化したスチールシャフトテクノロジーを採用したブランドです。特徴としては、シャフトのしなり感を保ちながら、クラブヘッドへのエネルギー伝達効率を高めていることと、 カーボンシャフトのような感じで、ストロングロフトのショートアイアンでも飛距離アップができることです。また、 安定したシャフトのしなり感が保たれているので、打球のコントロールもやりやすいという点もあります。

・当店ピックアップシャフト

KBS Max 80

 
KBSシャフトのしなりを上手く生かし切れなかった、アマチュアゴルフファ
ーのスウィングを徹底分析し生まれたシャフト。シャフトの剛性分布変えることにより、振りぬけの良さと、番手毎に安定した飛距離と方向性の良さを実現させています。

★True Temper トゥルーテンパー

 

 

米国で100年以上の歴史をもつシャフトメーカーの老舗トゥルーテンパー社。日本市場ではダイナミック・ゴールド「DG-S200(スチールシャフト)」のシェアが高く、発売から40年以上経っても愛用者の多いキング・オブ・スチールシャフトです。

 

・当店ピックアップシャフト

Dynamic Gold Tour Issue

 

数多くの男子ツアープロが使用しているのが、このダイナミックゴールド・ツアーイシューです。ツアープロが使用しているものとまったく同じ高品位なシルク印刷を日本国内において施しています。重量の公差(製造工程で生まれる誤差)を0.5グラム以内に収めてあるものをツアーイシューと呼んでおり、重さや振動数などにばらつきがないことが特徴です。

★Nippon 日本シャフト

 
横浜市金沢区に本社がある日本シャフト社。1959年(昭和34年)に設立された50年以上の歴史をもつ企業。アイアン用軽量スチールシャフト「N.S.PRO 950GH」は、発売から20年を迎え累計4.000万本を超えるヒット商品です。 日本シャフト駒ヶ根工場で製造される「Made in Japan」のシャフト。

・当店ピックアップシャフト

NS Pro Modus 3 Tour 105

 
MODUS3 TOUR105のコンセプトは「軽く速く、強弾道でまっすぐ飛ばす」です。そのコンセプト通り、強弾道と高い操作性を備えつつ、優れたスピン性能で直進性が高いシャフトとなっています。また、アイアンを長尺化したい人に最適なシャフトです。

★Aerotech エアロテック

 
エアロテックシャフトの特徴は、スチールの安定性(方向性)とカーボンの軽量の特徴を組み合わせたシャフト、ちょうど中間のシャフトという点です。
単に軽いシャフトを作ったのではなく、軽量化と同時にカーボン製のシャフトのようにシャフトの部分で強度、硬さなどを調整可能にしました。

・当店ピックアップシャフト

SteelFiber fc 70

 
スチールとカーボン繊維を一体化させた革新的なシャフト、スチールファイバー。 スチールファイバーがカーボンシャフトの上に、極細のスチール繊維を巻きついている構造となっています。カーボンシャフトが苦手とする抑えたショットが打ちやすく、ラフからでも当たり負けしない、方向性に特化したシャフトです。